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2023.06.23

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腸脛靭帯(太ももの外側)の痛みをとる方法

皆さんこんにちは、宮崎北斗です。

今回は腸脛靭帯の痛みを取るのに効果的な方法をご紹介します。

腸脛靭帯、外側大腿皮神経という神経の支配です。

ここの神経を手で少し緩めてあげながら動く、ある特定の動きをしていくことによって、

痛みが取れることが結構あるので、その方法をご紹介します。

今現在痛みがある方もいると思います。

最初に左右に倒してみます。

僕も昔ありましたが、倒した時に、痛い方と反対側に倒した時に痛みが強まったり、

感覚がちょっと強まるような感覚があるのであれば、おそらくこのエクササイズは効果的だと思います。

さらに、ちょっと自分で左右の太ももの外側を触ってみて、この感覚を比べてみます。

痛い側の方が感覚が薄い、ちょっと違和感や変な感じがするなどあれば、

おそらくこれも神経が原因の可能性が多いです。

これから、外側大腿皮神経の場所を探します。

探し方は、ASISといって、上前腸骨棘という骨の出っ張りがあります。

これは骨盤の前側にある骨の出っ張りですが、この出っ張りをまず見つけてください。

お腹があります。お腹の外側の骨盤に向かって手を下ろしていくとすぐ見つけられると思います。

骨盤の前側の出っ張りです。腸骨の骨の出っ張りですが、そこから少し下がっていきます。

ここに大腿直筋という筋肉が付いていて、大腿直筋はこの足の筋肉です。

その大腿直筋の少し横なので、ここから少し2〜3センチ下がって、1センチ横にずれます。

そこの部分を少し強めに押して、その辺を触っていくとちょうど神経の感覚、

かなりセンシティブで敏感な部分が見つかると思います。

それに触れたら、これが外側大腿皮神経です。

このテンションを抜いていくために、少し上にスライドしていきます。

この状態でもう一度体を倒します。

痛い側を触って敏感な場所を見つけられたら、そこを上に持ち上げて、そのまま反対側に体を倒してみます。

ちょっと押しながら上に持ち上げる感じです。

このエクササイズが効く場合、やった時に可動域が広がったり、痛みが減ったり絶対するはずなのです。

もしそうであればこのまま続けててください。

それが効かないのであれば、戻ってちゃんと神経の場所を探してみてください。

結構効果的なのでちゃんと見つけると効果を出せると思います。

探し方のもう一つの方法は、この骨盤の下に大腿骨の大転子という大腿骨の出っ張りがあります。

大腿骨が入っているので、その外側の出っ張り骨の斜め上あたりという感じでも探せると思います。

いずれにしても人によって少しずつ場所が違ったりするので、大腿直筋の腱のちょっと外側です。

その部分を押して敏感な部分が見つかったらそれが神経なので、そこを押しながら少し上に持ち上げます。

そうすると僕はかなり可動域が広がります。

まだ若干治りきっていない感じですけど、ここのポジション見つけられたら、壁につかまってみます。

手で触ってる方の足を自分の後ろからクロスさせます。

この状態で持ち上げて可動域が広がった状態を作りながら、神経を押して、上に持ち上げて

そのまま横に倒す動作を何回か繰り返します。

元に戻ってもらって、もう一度最初と動きを比べてもらうと結構楽になっているのではないかと思います。

もしこのエクササイズが良いなと思ったら、1日の中で何回もやってもらうことで

脳に神経のテンションや、神経の痛みがない中で体を動かすことを学習させていくことができるので、

ぜひ続けてください。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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