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2023.06.12

  • 脳と身体の仕組み
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【筋トレ初心者】ヒップアップの自重トレーニング

皆さんこんにちは、宮崎北斗です。

今日は自然とスタイルが良くなるトレーニング方法をご紹介します。

今日お伝えするのは、足のトレーニングです。

足のトレーニングといっても、筋トレをするわけではありません。

ある3つの骨を動かすだけで、体に自然と力が入るようになります。

お尻とお腹、大腰筋と腸腰筋そして大腿四頭筋、前腿という脚の前側の筋肉に

自然と力が入って、動けるようになるトレーニング方法です。

これからお伝えするトレーニングは関節運動反射理論が基になっています。

簡単に説明すると、これから動かしていく3つの足の骨が、お尻と大腰筋と大腿四頭筋前ももの筋肉と

つながっているということです。

なぜ足の骨を動かしていくことが大事かというと、僕たちは普段靴を履いているせいで、

どうしてもこの骨の動きが制限されがちなのです。

そうすると知らず知らずのうちにお尻や前腿や太腿の筋肉、大腰筋や腸腰筋、

大切な体幹の筋肉の働きが悪くなりがちです。

よくよく考えると、僕たちの足はすごくたくさんの骨があって、

これらの骨がバラバラに動くことによって地面の形状や衝撃を感知して、

そして無意識に様々な筋肉を使ってバランスを取るようにできているのです。

だから、足の骨の動きが悪くなり、情報が脳に送られてきていないと

自然と筋肉の働きが悪くなることは、ものすごく理にかなっています。

ですから、この理論を知らないで頑張ってトレーニングをしても、それが無駄な筋トレになりがちです。

あまり効果は上がりません。

足のトレーニング

まず、足のトレーニングから始めましょう。

これから立方骨、楔状骨、舟状骨という足のちょうど真ん中にある3種類の骨を動かしていきます。

先ほど話したように、立方骨は特にお尻の筋肉中腰筋と、楔状骨は大腿四頭筋を押して、

舟状骨は大腰筋と深い関わりがあります。

そして、それぞれの骨を別々に動かして、準備していきたいと思います。

まず3つの骨の探し方をお伝えします。

まず、外くるぶしと内くるぶしを探してください。大きい出っ張りがあるのですぐわかると思います。

この骨のちょうど結んだ線のちょうど真ん中あたり、ここから下に向かってまっすぐ下ろしていきます。

そうすると硬い骨の出っ張りにぶつかります。この辺が楔状骨になります。楔状骨は3つあります。

そして、内側のくるぶしから斜め前にいくと、内側のくるぶしの斜め前に少しくぼみがあります。

このくぼみの前の硬い骨、これは舟状骨、大腰筋・腸腰筋とつながりの深い筋肉です。

楔状骨は大腿四頭筋です。

そして、外くるぶしの斜め前に少しくぼみがあります。このくぼみの斜め前に立方骨という骨があります。

これから別々に3箇所動かしていきたいと思います。

コンセプトはすごく簡単ですが、最初はその動きを感じるのがちょっと難しいかもしれません。

まず、触って意識を骨に向けていくことをやっていきます。

軽く拳を握ってこするようにし、足首のくるぶしの前あたり足の骨の上をさすっていきます。

全体的にさすっていって、そこに意識が向くようにすればOKです。

最初に、ヤンキー座りのような体勢を取って、片方の膝、動かしていく方の膝を地面につけます。

お尻は反対側のかかとに乗っかっても大丈夫です。

足首が柔らかい人はベターっとつくかもしれませんが、その場合でも少しかかとを浮かせて

床との間に距離を作ってください。角度を作ってください。

できたら、上からかかとを押していくようにします。

ちょうど足の真ん中に「てこの原理」で真ん中に力がかかるようになります。

そして、楔状骨の周りの骨が開く、こんな感じで動くのを感じてください。

これを大体5回から10回行います。

次にこのままかかとを内側に倒します。少し足のポジションをずらしても構いません。

内側に倒すと今度は舟状骨、内側のくるぶしの前の方です。これが一番下にきます。

この状態で上から体重を乗せていくと、舟状骨の周りが広がるのを感じられるはずです。

感じない場合は、少し足のポジションを出してみたり、足の角度をずらしてみたりなど少し変えてみて、

自分の舟状骨を感じる場所を探してみてください。体重を乗せながら大体5回から10回行います。

最後が立方骨です。外くるぶしの前の骨です。

この場合には足を少し内側にずらしてかかとを外に倒します。

そうすると、立方骨に体重が乗るようになるので、その状態で同じように上から押していきます。

こちらも見つけられない場合は足の角度であったり、

この状態からもう少し内側につま先を向けてみたり、膝の位置を少し内や外にしてみたり、

少し変えて立方骨の感覚を感じるところを探してください。

これも大体5から10回ぐらい動かします。これで片脚は終わりになります。

左足は終わりました。

片足が終わった後に皆さんには今立っている感覚を感じてもらいたいです。

恐らくやった方の足は地面に出た後、足の裏全体が付いている感覚、体重が乗っかっている感覚や

楽に立っている感覚があると思います。その感覚があったら、楽に効率良く立てています。

効率よく足が使えているということです。

本当に足の骨を動かすだけで、こんなに体は変わってしまうものです。

もし良い効果を得られたら反対側でも同じことを試してください。

こちらを毎日続けていくことで、皆さんの体はより効率よく使えるようになって、

脳内で働くべき筋肉というのは働くようになってきます。

そうすると代謝も上がって、痩せやすくなったり、足やお尻が引き締まったりお腹が引き締まったり、

そういうことが起こってくるので、ぜひ続けてください。

他のエクササイズと合わせて行うと、効果的なので他のブログもチェックしてみてください。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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