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2023.05.29

  • 不調を治す
  • 脳と身体の仕組み

【まだ揉んでるの!?】肩の動きは○○で治る!

今回は四十肩・五十肩・肩の動きや痛みの問題にすごく効果的な小脳のトレーニングをご紹介します。

一般的な整体トレーニングとはひと味違う、神経学を元にしたテクニックを紹介するのはこちらだけです。

ぜひ最後までご覧ください。

可動域チェック

それでは始めていきます。まず、皆さんの肩の動きをチェックしていきます。

最初に親指を上にして、肘をまっすぐ伸ばします。

この状態で下からゆっくり上げて、どこまでいけるかその場所を確認してください。

2〜3回行うと、少し上がりやすくなることもあるので、最終的にどの辺までいけるかを認識します。

同じように反対もいきたいと思います。

親指を上にして、肘を伸ばしてまっすぐ前から上げていきます。

こちらもどの辺までいけるのかを確認しておいてください。

次に、もう一度親指を上にして肘を伸ばし、今度は外から上げていきます。

こちらもどのくらい上がるのかを確認してみてください。

同じように反対側もいきます。親指を上にして肘を伸ばして外側から上げます。

そうすると、右と左で左右差が見つかることがあります。これを覚えておいてください。

次に、皆さんの小脳の働きをチェックしていきます。

最初にやる方と反対の手を出してもらい、やる方の手の指をしっかりくっつけて伸ばしておきます。

この状態で表・裏・表・裏と5秒間、できるだけ速く叩いていきます。

用意スタート。(5・4・3・2・1とカウント)

同じことを反対でもやります。

やらない方の手を前に出して、やる方の手はしっかり指をくっつけます。

指先を伸ばした状態で、用意スタート。(5・4・3・2・1とカウント)

僕は左の方が苦手です。このような感じで右と左の左右差が見つかると思います。

エクササイズ

まず、苦手だった方から行うようにしてください。

これから行う方法は、やった側の肩でおそらく効果が出るはずです。

それを皆さんチェックするようにしてください。

最初、手を横に出してもらい、人差し指から小指まで順番に鼻の頭を触っていきます。

薬指、小指、そして最後に親指、簡単です。

これは簡単過ぎるなと思った方、もうちょっとスピード速くいきたいと思います。

中指、薬指、小指、親指。

次に手を前に出していきます。これも

できるだけ速く、人差し指、中指、薬指、小指、親指、

できるだけ速く正確に鼻の頭をタッチしていくのがポイントです。

今ここまでで、10回から15回ぐらい行いました。

この状態でもう一度、小脳の働きをチェックしてみます。

反対の手を出して、指をしっかりと付けて伸ばしていきます。

この状態で表・裏・表・裏と5秒間、できるだけ速く叩いていきます。

僕はあまり変わりません。

このエクササイズの後はちょっと動きが速くなったかな、動きやすくなったかなと、

もしかしたらみなさんは感じられるかもしれません。

感じられない、何も変わりません方は、これから少しずつ負荷を強くしていきます。

次に、自分の横に反対の手を人差し指を立てて出しておきます。

今度はこの指と鼻の間をタッチしていきます。まず、最初に人差し指で鼻・指・鼻とタッチします。

次に中指、薬指、小指、親指。ちょっと難しくなってきました。

これで、もう一度小脳の働きをチェックしてみます。明らかにやりやすくなってきました。

そして最後、一番難しいバージョンです。

同じようにして今度は自分の体の後ろで指をタッチしていきます。

これもただタッチするのではなく、できるだけ正確に指と指の腹でタッチしていくことを

意識してください。

まず、反対の指を出してもらい、体の後ろに出しておきます。

まずは人差し指からです。鼻・指・鼻、これは見た目以上にかなり難しいです。

次に中指、薬指、小指、最後は親指です。どうやったら指の腹と腹でタッチできるか、

そんなことも考えながらやってみます。

今やってみたところで、もう一度小脳の働きをチェックします。これはもう全然違います。

このように小脳の働きが良くなったことを確認できたところで、もう一度肩の動きをチェックします。

まず、親指を上にして肘を伸ばしてまっすぐ前から上げていきます。全然上がります。

次に外からです。これも全然違います。

このように、四十肩・五十肩を改善する小脳のトレーニングを行いました。

一般的には筋肉や靭帯など解剖学的な問題ばかりが見られがちですが、

こういった肩の動きを考えた時には、ここに関わるものは実は解剖学的構造だけではありません。

色々な神経路、脳の部分などいろいろなところが関わっているので、

それを総括的にいろいろな視点で見ていくことが大事です。

今回はその一つとして小脳をお伝えしました。

なぜ小脳だったかというと、小脳は脳の中でも10%の質量しかないにもかかわらず、

全体の80%のニューロンを持っているめちゃめちゃ代謝が活発的なエリアだからです。

ここのエリアを活性化させてあげることによって、皆さんの肩の動きが良くなることが起こりました。

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この記事をかいた人

宮崎 ほくと

宮崎 ほくと

〜馬とはカラダで会話する〜究極の【人馬一体】を目指す現役JRA騎手。日本で様々なトレーニング・整体・ボディーワークを経験。自ら渡米し最新の脳神経学に基づくトレーニング理論を学ぶ。

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