脳の原則とトレーニング

achieve 1822503 1920 min

ジムに通い、健康法を試し、良いと聞いたことは一通りやってきた。それなのに、やめた途端に元に戻る。そんな徒労感を覚えたことはありませんか?

こんにちは、宮崎ほくとです。神経科学に基づいたトレーニングの資格を持つトレーナーとして、体を根本から変える方法をお伝えしています。

結論から言うと、脳は「今している事」を忠実に学習します。これをSAID principleと言います。だからトレーニングの最終目標は、回数をこなすことではなく普段の無意識の動きそのものを変えることであるべきです。この記事では、その原則と、トレーニングの終わりについてお話しします。

脳の重要な原則

皆さんはSAID principle と言うものをご存知でしょうか?
SAIDとは、Specific Adaptation to Imposed Demands の頭文字をとったもので、人間の脳の基本的な性質を表した言葉になります。
その意味は……「僕たちは、今している事を忠実に学習する」と言うことです。
簡単に言うと、サッカーを上手くなるためにはサッカーをするしかない。
野球を上達するためには、野球をするしかない。
頭をよくしたいのであれば、自分に必要な頭の使い方を繰り返し行うしかない。と言うことになります。
全てに万能な身体や頭の使い方と言うものはありません。
そこで、皆さんに考えて頂きたいのは、あなたは何のために今行なっているトレーニングや、努力を行なっているのかという事です。
重りを持ち上げるために覚えた筋肉の使い方は、日常生活で使われることは多くありません。トレーニングをやめた瞬間体型が元に戻ると言う事は多くあります。
スポーツでも同じ事が言えます。実際の競技で使われるのと同じ状況で身体の使い方をトレーニングしない限り、応用範囲はすごく限られたものになってしまいます。
考えてみてください。世の中には様々な効果をうたった健康法があふれています。健康やより良い身体を手に入れるために「やらなければいけない事」を増やしていったらきりがありません。僕たちの1日は限られています。

トレーニングに終わりはあるの?

トレーニングやエクササイズの最終目標は、普段の動きを変えることであるべきです。
僕たちが当たり前に行っている普段の動きが、今の身体の形や、起こっている症状に最も大きな影響を与えています。
そして、僕たちの普段の動きや行動のほとんどは無意識です。
例えば、お尻のたるみが気になる人、普段の生活で自然とお尻の筋肉が使える身体を作ればいいのです。
苦しい筋トレを延々と続けても効果があるのは続けている間だけです。忙しい現代人にとって、そんな事をしているのは時間の無駄だと思いませんか?今の身体の使い方、頭の使い方、働き方を効率の良いものにしていきましょう。そして余った時間を他のことに使って下さい。
このblogでは、脳の仕組みから、今ある動きのパターンを再教育していくメソッドを少しずつ紹介していきたいと思います。

まとめ

  • SAID principle=Specific Adaptation to Imposed Demands。僕たちは今している事を忠実に学習する
  • だからサッカーが上手くなるにはサッカーをするしかない。万能な体の使い方は存在しない
  • 重りを持ち上げるために覚えた筋肉の使い方は、日常生活ではほとんど使われない
  • 競技と同じ状況で練習しない限り、応用範囲はごく限られる
  • 「やらなければいけない事」を増やすときりがない。1日は限られている
  • トレーニングの最終目標は普段の動きを変えること。普段の動きこそ今の体を作っている
  • お尻が気になるなら、普段から自然にお尻が使える体を作ればいい。続けている間だけ効く筋トレは時間の無駄

関連記事

上部へスクロール