MESSAGEメッセージ
Hokuto Miyazaki宮崎 北斗
現役JRA騎手 / 神経学トレーニングトレーナー
騎手としてデビューして今年で12年目。いわゆる「生まれつき運動神経が良いタイプ」ではなかった僕は、プロスポーツの世界で前述のような人達といかに対等に渡り歩くかを試行錯誤し続けてきました。
そして「自分の体は全ての技術をのせる器」という考えの下、様々なトレーナーさんや整体師さんを訪ねて歩くようになります。
一般的な筋トレから始まり、ピラティス、ヨガ、フェルデンクライス、フランクリンメソッドなどなど※1………今まで試したものは数えだしたらキリがありません。
それぞれに素晴らしい点があり、それなりの成果を得ることができました。しかし、様々な意見や考え方を知れば知るほど本当に大切な事がハッキリせず、長いスパンで体と向き合っていく中では「積み上がっていく」感覚を得られずに悩みました。
そんな中、落馬事故で脳挫傷、胸椎骨折という大怪我を追い、騎手としての復帰も考えさせられる中、アメリカにて【応用神経学】の勉強を始めました。
その結果、今まで悩まされ続けてきた慢性痛や、触ってわかる程だった筋肉のアンバランスも解消され、自分の体のパフォーマンスが根底から変わっていくのを実感したのです。
そこで分かったのは、体を変えるためには解剖学の知識だけではなく、脳からの理解が必要不可欠と言うこと。
そしてこの知識を知れば知るほど、自分のパーソナリティは様々な体の働きを反映している事もわかりました。
感情や、日々のエネルギー、判断力、頭の回転速度まで。
体と脳を勉強する事で、様々な領域に置いての『自分の器』を広げていける事に気づいたのです。
騎手としては、乗る馬の能力によって成績が大きく左右されてしまう事もまた事実です。
しかし私は、本当に目指すべき【馬との一体感】の為に努力していきたいと思っています。
このホームページは、私と同じような体の悩みを抱える方の助けになりたいという思いで始めました。
少しでも皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
※1(超回復を利用した筋トレ、体幹トレーニング、ヨガ、ピラティス、ジャイロキネシス、ジャイロトニック、アレクサンダーテクニック、フェルデンクライス、フランクリンメソッド、etc……)
※3(病院での理学療法、鍼灸、カイロプラクティック、オステオパシー、ロルフィング、ストラクチュアルインテグレーション、筋膜リリース、クラニオセイクラル、SSS….etc)